<静岡県>避難所運営チェックリスト
下記、16日の静岡新聞
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避難所運営、災害時確認リスト配布 県、各市町と自主防へ
2010/04/16 静岡新聞
県は災害発生日から3日後までの避難所運営について、「すべきこと」をまとめたチェックリストを作成し、15日、各市町と自主防災組織(自主防)への配布を始めた。
県はすでに、「避難所運営マニュアル」(97ページ)などを自主防に配布している。昨年8月の駿河湾の地震後、自主防から「緊急時にすぐ使える簡単なチェックリストがほしい」との要望が多く寄せられ、作成を進めていた。
リストはA4判、8ページ。「避難所のレイアウト(配置)作成」「避難所運営本部の設置」など災害発生当日にすること、「食料保管場所の確保」「ごみ集積場所の設置」など翌日から3日後までにすることを列記している。
避難所生活の基本的なルールづくりやトイレの確保などについて、留意すべきポイントなども盛り込んだ。
9500部作成し、県内の35市町と自主防5175団体に届ける。
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チェックリストは、県ホームページで見ることができる。
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/documents/checklist3m.pdf
このチェックリストは、各自主防災組織に配られるが、
県民誰もが目を通して保管しておくといいと思う。
私が災害ボランティアに行った中越地震の
小千谷市は人口4万1千人ほどの
清水町より1万人くらい多い都市だったが、
その小千谷市では、私たちが行った当初は
120ヶ所ほどの避難所に1万人くらいの住民が
避難していた。
避難所は、学校や体育館や公会堂などの公共の施設は
もちろん、病院、ジャスコなどの民間の駐車場、
はては大きな敷地の個人宅に数十人ほど
避難している事例もあった。
たぶん自主防災組織の数以上の避難所が
できる可能性がある。
県民誰でもこのチェックリストを保持し、
災害時の生活をシミュレーションしておくといいと思う。
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