<10万円給付>静岡県 15市町が「全額現金」方針、「未定」20市町も「現金が望ましい」 産経新聞調べ
下記、昨日の産経新聞
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静岡県 10万円給付、15市町が「全額現金」方針、「未定」20市町も「現金が望ましい」 産経新聞調べ
12/10(金) 21:09配信 産経新聞
政府の18歳以下への10万円相当の給付をめぐり、静岡県内35市町のうち15市町が全額を現金で給付する方針か、またはその方向で検討していることが10日、産経新聞の調べで分かった。政府の現金給付を容認する具体的な基準が示されていないことを理由に、残る20市町は10日時点で「未定」としているが、「全額現金が望ましい」との声が目立ち、県内全市町が全額現金に切り替わりそうな情勢だ。
「全額現金」での給付方針やその方向で検討している15市町は静岡、浜松両市のほかに、富士、湖西両市、長泉、森両町など=表参照。全額現金を示した理由については「クーポンを使っても来年の卒業や入学シーズンの時期に支給が間に合うか微妙だ」(沼津市)、「給付のスピード感や利便性を勘案した」(富士宮市)と説明する。
政府は10万円相当の給付方法について、まず5万円を現金で年内に先行給付し、残る5万円分はクーポン配布による給付が基本姿勢。ただ、クーポン配布に伴う事務経費の増大などを理由に、各地の自治体が反発し、現金給付も条件付きで認めるようになっている。
静岡市の田辺信宏市長は10日の記者会見で、現金給付を望む市民の声が多いことなどを理由に、全額現金給付の方針を表明した。同時に「(クーポンか現金給付か)同じ生活圏域で扱いが違うのは望ましくない」とし、近隣市町に対して全額現金給付に切り替えるよう呼びかけていることも明かした。
一方、「未定」とした20市町は伊豆半島の市町が多い。残る5万円分の現金給付について、政府が令和3年度補正予算案成立後に示す具体的な基準を見極める構えで、「明確な政府方針が出ていないので決めきれない。できるならば全額現金にしたいが…」(南伊豆町)などと頭を抱える自治体も少なくない。
■10万円相当の給付をめぐる35市町の対応
自治体 給付方法
静岡市 全額現金の方針
浜松市 全額現金
沼津市 全額現金
熱海市 先行給付は現金、残り分は未定
三島市 先行給付は現金、残り分は未定
富士宮市 全額現金の方向
伊東市 先行給付は現金、残り分は未定
島田市 全額現金の方向
富士市 全額現金の方向
磐田市 全額現金の方針
焼津市 全額現金の方針
掛川市 先行給付は現金、残り分は未定
藤枝市 全額現金
御殿場市 全額現金の方向
袋井市 先行給付は現金、残り分は未定
下田市 先行給付は現金、残り分は未定
裾野市 先行給付は現金、残り分は未定
湖西市 全額現金の方向
伊豆市 先行給付は現金、残り分は未定
御前崎市 先行給付は現金、残り分は未定
菊川市 先行給付は現金、残り分は未定
伊豆の国市 先行給付は現金、残り分は未定
牧之原市 全額現金
東伊豆町 先行給付は現金、残り分は未定
河津町 先行給付は現金、残り分は未定
南伊豆町 先行給付は現金、残り分は未定
松崎町 先行給付は現金、残り分は未定
西伊豆町 先行給付は現金、残り分は未定
函南町 先行給付は現金、残り分は未定
清水町 全額現金の方向
長泉町 全額現金の方向
小山町 先行給付は現金、残り分は未定
吉田町 先行給付は現金、残り分は未定
川根本町 先行給付は現金、残り分は未定
森町 全額現金の方向
※10日時点。政府方針により変わる可能性もある
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清水町は、全額現金の方向となっている。
先行の5万円は、年末までに第一弾は支給予定。
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