<ギガスクール構想>1人1台端末配備 静岡県内32市町年度内完了
下記、静岡新聞
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ギガスクール構想1人1台端末配備 静岡県内32市町年度内完了
1/27(水) 8:32配信 静岡新聞
県内の市町立小中学校における1人1台端末整備の状況
全国の小中学生にパソコンやタブレット端末を1人1台配備することを盛り込んだ文部科学省の「GIGA(ギガ)スクール構想」を巡り、静岡県内35市町のうち、32市町が3月末までに全学年分の端末整備を完了する見込みであることが、26日までの各市町教委への取材で分かった。新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校への措置として、国が2023年度までの整備計画を本年度中に前倒ししたため、急速に普及が進んでいる。
町独自事業で既に1人1台端末を実現した川根本町を除き、多くの市町が国の前倒しを受けて補正予算を組み、端末や校内のWi-Fi整備を進めた。
一方、全学年分の整備完了が21年度以降になるのは、静岡、磐田、浜松の3市。静岡市は本年度、年度当初までの計画に沿って小4以上の端末を整備し、小学校低学年分の計画前倒しは見送った。市教委学校教育課は「休校時も低学年は発達段階に応じた対面指導が必要で端末整備の有効性が低いため、高学年以上の整備を優先した」と説明する。
浜松市は本年度中に全体の7割程度の4万7千台を各学校に導入し、21、22年度に9千台ずつを整備して完了予定。磐田市は国の補助対象となる3分の2を本年度に導入し、低学年用の端末を8月末までに導入する。また、端末を年度内に整備する湖西市でも、校外の通信環境の整備が必要になるため、本格運用は5月ごろになる見込みという。
導入端末は20市町がクロームブック、15市町がアイパッド、7市町がウィンドウズOSの端末を選んだ。6市町は発達段階に合わせて学年別に複数の端末を併用する。端末のネット接続はWi-Fiが主流だが、磐田、熱海、三島、御殿場など6市はどこでも接続できる利便性や、家庭の通信環境に頼らない利点を考慮し、携帯回線と同じLTE回線を選択した。
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清水町は、全学年クロームブックで整備。
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