<官民連携>読書促進 清水町、大型書店と協定へ

清水町議会議員 松浦俊介

2020年11月06日 08:44

下記、一昨日の静岡新聞

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官民連携、読書促進 清水町、大型書店と協定へ
11/4(水) 16:30配信 静岡新聞

 清水町は、町内で大型書店を営む4事業所と連携し、地域住民の読書活動の促進に向けた取り組みを始める。活字離れが進む中、図書館と町の書店が6日に協定を結び、町民に本に触れる機会の提供などを図る。本を通じた交流や文化的な意識高揚につなげる。

 町によると、面積8・8平方キロに大型書店が4店舗存在するのは珍しく、町民1人あたりの売り場面積に換算すると県内で最も広いという。町は複合施設の建設に合わせて新図書館を整備した。駐車場の拡大などで来館者の利便性が向上し、1日の平均の来館者は4・5倍に増えている。

 協定は、書店を経営するマルサン書店と長倉書店、ゴトー、東海ツタヤの4社と結び、取り組みをスタートさせる。具体的には、イベントや業務連携▽情報交換の推進や情報発信▽人材の育成-など5項目で協調する。ブックフェアの共同開催や書籍検索の情報共有なども検討しているという。

 町立図書館では本を通じて町民の交流を促進するため、読み聞かせ部屋やキッズコーナーを新設した。渡辺浩伸館長は「書店が多いという町の特性を生かし、官民連携で本を活用したまちづくりを進め、地域の人が誇れる街にしたい」と話す。マルサン書店の古沢隆社長は「本の面白さを知ってもらいたいという思いは図書館と同じ。協力して地域の読書活動を推進させていく」と意気込んだ。

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9月議会一般質問で図書館と町内書店との連携を提案したが、
早速、実施される運びになった。

渡辺館長の話では、まずは、図書館に各書店の店長さんのおすすめの本の紹介や
ブックフェアなどを今年度、実施したいとのことだった。

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