<一般質問>新型インフルが町内で発生した場合

清水町議会議員 松浦俊介

2009年06月09日 19:46

一般質問の原稿を掲載

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昨年の9月議会、そして11月議会の一般質問で新型インフルエンザ対策について取り上げ、その対策の緊急性・重要性について訴えて参りました。

町も、新型インフルエンザ対策の認識を深め、昨年から、マスク・防護服などの備品や消耗品の備蓄に努め、業務継続計画も策定し、町民へのPRにも努めていただきました。
そうした取り組みに深く感謝申し上げます。

私がその時、想定しておりました新型インフルエンザは、H5N1の鳥インフルエンザによる新型インフルエンザでありますが、現在、世界で流行している新型インフルエンザはH1N1の豚インフルエンザによる新型インフルエンザであります。国内でも全国各地で患者が発生し、その数は6月6日の時点で420人となっています。

県東部地域でも感染者が見つかり、町内でもいつ感染者が出ても不思議ではない状況になりつつあります。

町内に感染者が出た場合、または蔓延した場合に町ではどのような対策をするつもりなのか伺います。

【答弁】安全安心課長
 今回の新型インフルエンザの特徴といたしまして、感染力は強いものの、病原性は低く、一般的な季節性インフルエンザと同程度であると言われております。

 町では町内で感染者が発生した場合、被害を最小限に食い止めることができるよう「新型インフルエンザ発生に伴う町の対応方針に沿って対応を図ることとしております。具体的には、町の窓口事務等に関しまして、本庁窓口開設部門の段階的な縮小、イベント・会議等の集会の自粛、公の施設の利用の制限、各課の応援体制の確立、申請事務の簡略化等の措置を講ずるとともに、庁舎等の衛生管理の徹底、関係職員の感染予防の措置を必要に応じて実施することを考えております。

 また、町民対策といたしましては、町民からの健康相談、重篤な発病者の救急搬送、発病者宅の消毒、同家族への予防措置、要支援者への生活支援等を考えております。


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