<介護予防講演会>「認知症になっても住みやすい清水町を目指して」
今日は、午後2時より町福祉センターで
介護予防講演会「認知症になっても住みやすい清水町を目指して」と題して
生活とリハビリ研究所代表の三好春樹氏の講演を聴く。
平日の昼間であるが会場には、3分の2くらいの人が集まっていた。
先生は、高校を中退し、12回目の転職で24歳の時に
たまたま特別養護老人ホームに勤めることになったと聴いて驚いた。
職安にいって中卒、高卒程度の仕事を探し、
6か月働いて失業手当もらっての繰り返しをしていた。
そこから特養に勤めて、理学療法士になって
独立して著書と全国講演活動している。
講演会は、近くに座った人3人一組になり、
講演中、時々、先生が質問を投げかけて
その答えについて話し合うという形で進行した。
見当識障害は、仕事をバリバリやっていた時など自分らしかった時代に戻ることが多く、
自己確認をしている状態でもある。
現実の外的世界に対して内的世界であり、
現実の人も人物誤認をして、当時の人に置き換えて話をしたりしている。
場面転換をはかり、肯定的に振り回される。
女性であったらなら介護されるだけでなく、
お人形などで育児をすることでバランスを取り安心させる。
1.育児 2.炊事 3.仕事
その人の生活歴をみて読み解いていく。
物忘れをしてもわかっている人に聞いてもらえるようにする。
誰もが何でも知っているわけではない。
本人が嫌がることはしない。
どこかで折り合いをつける。
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