2014年03月18日

<一般質問>図書館に読書通帳の導入を

【質問】
続いて標題「2.町立図書館のサービス拡充について」伺います。
「読書通帳」を導入し、多くの本を読んでもらえるよう取り組んでいる自治体があります。

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図書館に「読書通帳」導入=富山県立山町
【平成25年12月24日】時事通信

 富山県立山町は、町立立山図書館に「読書通帳」システムを導入した。小中学生を中心に読書意欲を促進することが目的。公立図書館としては5例目で、北陸地方では初という。

 システムは、自動貸出機で借りた本のデータが併設された読書通帳機に送られ、通帳を挿入すると本の題名と貸出日が記帳される仕組み。通帳1冊に216冊分の本が記録できる。

 通帳は、北陸銀行の協力を得て2500冊を作製。町内の小中学生には無料で配布し、一般利用者には1冊200円で販売する。機械の設置費用約200万円は立山ライオンズクラブが寄付した。

 町教育委員会は「これまで図書館で本を借りる子どもは限られていたが、通帳をきっかけに多くの本を読んでもらえれば」と話している。

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読書通帳は、読んだ本が記録されていき、
お金が貯まっていくような満足感が得られるのかな。

県内では、島田市立島田図書館で導入されていて、通帳は市内在住・在学の高校生以下の希望者に無料で発行し、大人に対しても300円で発行しています。
清水町でも読書通帳について調査研究してみてはと思うが、その考えについて伺います。

   
【答弁】生涯学習課長
読書通帳は、子どもたちの読書意識を高め、本を読む楽しさを知ってもらうことを目的に、読んだ本のタイトルや読んだ日などが記帳できる貯金通帳型の読書記録ノートであります。
現在、静岡県内では島田市が導入しており、子どもが読書通帳に記帳することを楽しみに本を読むようになる、また保護者が子どものために読んだ本の記録を残すことができるなど一定の成果が見られるとのことであります。
しかしながら、当該システムを導入するには通帳の制作や記帳する機械の導入及び保守に多額の費用を要することから、今後、費用対効果の検証を含め、調査研究してまいりたいと考えております。


【まとめ】
<広島市立図書館>

「読書貯金通帳」(ダイジェスト版)も作成しました。ここから自由にプリントアウトできます。

装いも新たに作成しました「読書貯金通帳」(冊子版)を、8月1日(水)から全館窓口で配布中ですが、さらにお手軽に取り組んでいただくために、「読書貯金通帳」(ダイジェスト版)も作成しました。
「読書貯金通帳」とは、各自が読んだ本の書名、感想などを書き込むもので、ダイジェスト版の方は30冊で満期となります。
ご希望の方は、このページから各自でご作成いただけます。(通帳台紙をプリントアウトし、切り込みを入れて、表示どおりに山谷に折ることで、簡単な冊子通帳を作ることができます。)


○実施方法
使い方は簡単。下記の手順です。
(1) このページから各自で台紙(1枚、片面)をプリントアウトし、折り込み、通帳を作る。
(2) 好きな本を各自で読む。
(3) 読み終わったらその都度通帳に記入する。
(4) 30冊に達したら通帳を持って図書館窓口に行く。
(5) 窓口で終了スタンプを押してもらう。

また、岐阜県郡上市では、もし図書館で借りた本を自分で買ったら金額はいくら? 図書館が、借りた本の金額をメモする「本のちょきん通帳」を無料で配った。お得感を味わってもらい、読書好きを増やそうというのが狙いです。

経費をかけずにできる取り組みはいろいろあると思うので、うまくいっている事例でしたら、是非、検討していただきたいと思います。




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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:39 │一般質問図書館

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