2018年07月18日

<石川県かほく市>小中学生向けプログラミング教育について

今日は、石川県かほく市に来た。
<石川県かほく市>小中学生向けプログラミング教育について
かほく市は、石川県のほぼ中央に位置し、
県都金沢市の約20~25km圏内にある。

地勢については、東から西に向かい、山地、丘陵地、段丘地、沖積低地、海岸砂丘地で形成されており、
北部では大海川が日本海に、南部では宇ノ気川が河北潟に注いでいる。
また、これらの地形と一体となった緑豊かな自然環境を有している。

東西約9km、南北は最長約12.9kmで、64.44km2の面積を有しており、
民有地の約53%が農地、約25%が山林原野、約18%が宅地となっている。

人口35,260人(6月30日現在)


【かほく市における取組】

1)目的

・市内に有するIT技術やノウハウを持った人材・企業をうまく活かし、子どものうちから科学に対する興味関心をはぐくみ、次代のIT産業を支える人材を育成する。(2020年に小学生からスタートするプログラミング教育に先駆けて、プログラミング的思考に優れた子どもたちを育成)

・IT産業都市としての市の魅力を磨き上げ、それに従事する移住人口を増やすことや、流出した人材のUターン等、市内への人材を還流するしくみの構築を目指す。

2)主な取組

・小学生対象の「子どもプログラミング教室」や「小学生プログラミングコンテスト」、中学生対象の「WRO(ワールド ロボット オリンピアード)ロボット教室」などを継続して開催し、意欲のある児童・生徒をロボット世界大会への出場レベルに引き上げ、育成する。

・通称「K-LABO」として児童・生徒が自由にプログラミングできる環境を整え、カリキュラムのマニュアルや、プログラムの考案を目指す。

3)参加プレーヤー・・・以下の企業、NPO法人等と連携・協働を図りながら進めていきます。

株式会社PFU、NPO法人ケーネット知楽市、NPO法人クラブパレット、金沢大学(人間社会研究域)、石川工業高等専門学校、プログラミングクラブネットワーク金沢、一社)石川県情報システム工業会

(つづく)



下記、去年のAERA with Kids(アエラ ウィズ キッズ)

*********

「プログラミング教育」必修化の3大勘違い! 誰もが思い込みがちな間違いとは?
AERA with Kids(アエラ ウィズ キッズ)2017年冬号 朝日新聞出版


 今年3月に発表された新学習指導要領で、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されることが明示されました。数年前からプログラミング教育への関心は高まっていたものの、必修化後には小学校でどのような授業が展開されるのでしょうか。

『AERA with Kids2017冬号』(朝日新聞出版)では、文部科学省の担当者に、必修化のポイントについて取材しました。そこからわかったのは、必修化と聞いて親が思い込みがちな3つの勘違いでした。

*  *  *
■「プログラミング教育必修化」の勘違い(1)
「『プログラミング』という新しい教科ができる」は勘違い!

「必修化されたからといって、新しく『プログラミング』という教科が作られるわけではありません」

 そう話すのは、学校におけるプログラミング教育の普及・推進を主な業務とする文部科学省の稲葉敦さん。

 そのため、教科書もなければ、試験で評価されることもありません。

 プログラミング教育は、算数や理科、総合的な学習の時間など、すでにある教科の中で実践されることになっています。ですから、具体的にどの学年のどの教科・単元で、どれくらいの時間数でプログラミングを扱うかは、各学校が判断します。

■「プログラミング教育必修化」の勘違い(2)
「プログラミングの授業では、プログラミング言語の使い方を覚える」は勘違い!

「プログラミング」と聞いて、子どもたちが難しいプログラミング言語をコンピューターに打ち込んでいくのかと想像する人も多いでしょう。しかし、稲葉さんはこう断言します。

「必修化にあたり、はっきりお伝えしておきたいことは、小学校のプログラミング教育は“プログラマーの育成が目的ではない”ということです」

 小学校段階におけるプログラミング教育の目的は、プログラミング言語の使い方を覚えることではありません。文部科学省は、プログラミング教育を通じて育成すべき資質・能力を“プログラミング的思考”という言葉で表現しています。

「プログラミング的思考」とは、物事には手順があり、手順を踏むと、物事をうまく解決できるといった、論理的に考えていく力のこと。

「AI(人工知能)の発達により、今の子どもたちはこれから先どんな世の中になるかの見通しが難しい時代を生きることになります。プログラミング的思考は、そんな社会で生き抜くために、時代を超えて普遍的に必要になる力だと考えています」(稲葉さん)

■「プログラミング教育必修化」の勘違い(3)
「プログラミング教育では、毎回パソコンやタブレットを使って勉強する」は勘違い!

 小学校でのプログラミング教育として、もちろんパソコンやタブレットなどのICT機器を使った授業も想定されていますが、ICT機器を使わなくてもできるプログラミング教育もあります。

「アンプラグド」と呼ばれ、専用ツールが出ているほか、紙と鉛筆を使ったり、体を動かしたりして、「プログラミング的思考」を学ぶ方法です。

 AERA with Kidsで取材した、一足早くプログラミング教育を実施している小学校では、小学1年生の算数の授業でプログラミングの考え方の一つ「パターン(同じことのセット)」や「ループ(繰り返し)」などを使って単元の理解を深めるという、アンプラグドのプログラミング教育を行っていました。

『AERA with Kids2017冬号』では、こうした先進的な小学校の授業の様子も、写真とともに紹介しています。家庭での関わり方やプログラミングスクールの最新事情なども掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。


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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 22:54 │視察・研修教育・学校DX・ICT・コンピュータ・SNS

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